- 2011-09-30 (金) 11:30
- 使用時のコツ
1.GPSロガーを露出させる
基本的ですが一番重要なのがGPSロガーを露出させることです。
GPSロガーをかばんの中に入れるのではなくストラップなどを使ってかばんの外に取り付けたり、ポケットの中に入れるのではなくベルトからぶら下げて使うなど、できる限りGPSロガーと空(GPS衛星)の間に遮蔽物が無いようにすると測位精度が上がります。
特に気をつけたいのが金属による電波の遮蔽です。アルミホイルでGPSロガーを覆うだけでもかなり電波を受信しにくくなってしまいますので、金属の遮蔽物がある場合はできるだけ取り除きましょう。また、完全に覆われて無くても、金属製物体がGPSロガーの近くにあるだけで電波が狂い、位置の誤差が大きくなる場合があります。金属製の物体からはなるべく遠ざけたほうが良いでしょう。
2.アンテナの向きに気を配る
さらに測位精度をあげるには、GPSロガーに搭載されているアンテナの向きに気を配ると良いでしょう。
たとえば、HOLUX M-241は本体の上部(フィルムケースでたとえると、フィルムケースのフタの部分)にアンテナが搭載されています。
そのため、ストラップなどでHOLUX M-241をぶら下げた状態で使えばアンテナが上方向を向くので電波を受信しやすくなります。
逆に、下向きにしてポケットに入れるなどしてしまうと当然受信精度は悪くなってしまいます。
3.ログ取得間隔を短くする
ログ取得間隔を短くすることにより、軌跡がより正確になります。
ただし、ログ取得間隔を短くすればするほど、頻繁にメモリーに書き込むことになるので、電池のもちがわるくなってしまいます。いくつかのログ取得間隔を試してみて、精度と電池のバランスのとれたログ取得間隔を見つけてみるとよいでしょう。